人月問題解決の糸口にどうぞ。「PGの生産性にマイナスの概念の導入」
システム開発関係、特にSIerで人月問題について怒りを感じている諸氏に新しい概念のご報告。
よく、PGの生産性はピンキリであり、倍率は3倍だとか10倍だとか100倍だとかいう人がいる。おおむねあっているのだが、しかし重要な、不足している概念がある。生産性はマイナスになるよ!ということだ!新しくないか。でも、「オタクの社員、うちの開発してるもの20万円分壊していったので今返しますが、あとで損害賠償の御請求を、いただいている御請求の代わりにいたしますので、いつもどおり翌月末サイトでお願いします。とかいったはなし聞いたことない。これおかしくない?
まずいインドオフショア新人PGが、ラスト3パーセントまでバグが消えていて、どうにももうあと標準的PGで一日で終わる、という、特に難しいこともないシステム(javaです。普通のstrutsでバリデーションするだけ。)を、どんどん壊してくれて(激しいデグレと激しい意味わからないコーディングなど)、四日かけて、まともな人が修正した、ということだった。
これは人日がマイナス四人日になったという極端な例だが、この子の月間の平均生産高はマイナス10万円ほどだった。これけっこう気づいてない人いない?見つけたらそれこそ大もうけだよ。
実は僕たちは、できるPGはすごく売り上げてて、できないこはちょっとしかうりあげない。と考えているが、そうではないのだ。できるPGはすごく売り上げてて、ふつうのPGはまあ売り上げてて、その差は5倍くらい、の下、まずいPGは、「ほとんどなにも作れない」どころか、売り上げの値はマイナス、つまり破壊しているのだった。
だから「何倍」とかでは計算できないのだ。マイナスだから。みんながとんでもない差だなあと思っても、「生産性がマイナスから始まる」とおもっていないと、「ゼロとか1とかからみて何百倍」とかになっちゃう。本当はマイナスなのだ。
こういうのは抱き合わせで技術者雇わされるときなんかにも大事になる。80万、40万、40万とかでうられてきたら、実は150万、マイナス20万、マイナス5万、とかの人材だったりする。ご注意を。まあ40万ならいかに新人っていってもうれるかーとおもってるかもしれませんが、壊してますんで。仕事つくってますんで。僕もこういうミスはたくさんして自腹切ってきた。もうやめる。
アドホックな解決、ソーシャルハックは、「コピーとりかテスターになってもらう」だ。150万、15万、15万くらいに変わって利益が最大になる。まあ、しかし、本当は、がんばってシュガーPGは雇わないことだ。シュガーPGという命名にした。
しかし実態に徹底に即していることがビジネスをうまくいかせる秘訣であると考えてみると、マイナスの生産性の人は「壊した」とマークして、追い返すようにはっきりとできる文化というか気づきがあれば、もっとおそらく全体生産性は上がるんじゃないかなと思う。
99パーセントの非技術者の人たちは「生産性マイナス」という概念は経験がない。生産性というのはゼロから始まると思っている。(生産量 - コスト)の値がマイナスになる=赤字という概念は使っている。「赤字個人なPG=赤字PG]は想像がつく。でもこれとも違う。「生産性」がすでにマイナスなのだ!だからマイナスの値からなにかを引くことになる。
いや、もちろん生産性がマイナスになPGの割合が圧倒的に大きいとまではいわないけど、多分、でも、よくよく調べてみたら、「驚くほど多い」という統計はでると僕は踏んでいるね。
普通に考えると、PGは、実務経験をつんで、生産性がマイナスでなくなる閾値にいくまでは、金はらってでも経験積むべきなんですよね。企業がそれを出してくれるという下地はほぼないし、流動性がそれを阻害もしている。スキームとして教育とうまくセットにできれば(そういうビジネスをしている人もいっぱいいるが)あんまり偉大な成功例は知らないなあ。これができてないと、「天才」つまり、この本当は必ず天才ですら持っている「マイナスゾーン」を、見えないくらいあっというまに通過するやつ、とかしか、無事にキャズミごえできないですよ。優秀だといわれているあなた。覚えありますでしょ。
まずは、「生産性マイナス」の存在することの広告だよなあ。ネーミングからか。
