23歳の頃のアートプロジェクト。好き放題やった感じのプロジェクト。日本人はトイレで育った。
以下、プロジェクトの檄文(東窪著)
ワークショップでは、都市と人と印刷物の新しい関係性を築くためのモデルを考えます。
1. 19人のスチューデントが19冊の大書店、大企業の本棚、大資産家の書斎、大学の図書館には見つけられない、プライベートで匿名希望な印刷物を持ち寄り361冊のコレクションを作成します
(ある人は「本や本棚についての本」を提供し、ある人は重たい本を持ち歩くのをあきらめ誰かから裏紙を拝借しその場でワークショップに関する19枚のフリーペーパーを作成するかもしれません。またある人はコンビニエンスストアに忍び込みコピー機の脇に憎々しげにおきのこされていく宇宙文書をかき集め、別のある人は都市の怒りに触れない程度に中吊り広告を引き抜き、あるものは宿題を忘れてきた言い訳として19枚の白紙を提供してそれについて云々を語るでしょう)
2.これらの書籍や、読む行為、書く行為、出版する行為について、フィールドワークや議論を行いながら、テクスト、コンテクストを問わずアイデアを出しあいます
(必ずしもそれは議論でなくともよく、議論弱者は映像を作り、絵画を書いて、絵心のない議論強者を黙らせるかもしれませんし、皆で歌を唄うことも吝かではありません。)
3.これらをおとにN個の棚(シェルフライブラリ)を作成します
(棚というより、棚っぽいもの、が正しいでしょう)
4.この(これらの)シェルフを都市に配置します。印刷物という軽量にして可搬なるものは従来都市計画へのオルタナティブアプローチになりえるかもしれません。電話ボックスのちらし、コンビニのコピー機、ホームレスの100円書店、大建築内トイレの便座の脇にある意外な紙としてのトイレットペーパ、都市に何気なくおかれている武器伊那ペンと紙のセットなどにみられるような、都市と印刷物の結節点への僕たちのそばより方の科学から、実行的展開を考えます。
5.それらを運営します
6.実行結果再考察。なんらかの媒体にまとめましょう。
(結果として、「本について書かれた本のあt待った本棚」などができる可能性があり、パーソナルな本棚が圧倒的に大規模な本棚としての書店を睨みつけながらその入口に(書店員に撤去されるまでの間)自分勝手におかれていたり、巨大建築に必須の公開空地の一角に、寝そべって本を読むに最適な場所を見つけたらすかさず実行できるような軽量ライブラリとして機能しちゃったりする本棚が作成される可能性があり、ワークショップ制作現場には無数のバラバラになったパーソナルな作品の残骸が残っているかもしれませんし、そこから一番近い焼却炉には期待していいでしょう。さらに19箇所の場所を19日間のスパンで点々とすることで19のべき乗の世界記録を更新していくかもしれません。19は9番目の素数です)